2025/04/22 17:24
栃木県栃木市大平町の「内海ぶどう園」と申します。
facebookで報告している、シーズンオフの内海ぶどう園の作業です。
〇2024/12/9
剪定作業始めました
去年剪定した枝から芽が出てぶどうがなる
どんな枝が伸びたか
葉の色はどうだったか
実の付き方
着色はどうだったか
もっと広い視野で見ればその樹はここ数年どんな生育をしているのか
一本一本の樹の状況を考えながら枝を剪定していきます
これは僕にしか出来ないこと
誰かに触らせるつもりはありません
一本一本の樹を観察し、適切だと思う枝の切り方をする
その枝から芽が出て夏にぶどうを実らせる
そんな夏の姿を想像して行う作業が大好きです

〇2025/1/1
2025年もぶどうの樹の剪定作業からのスタートです
夏のぶどうの出来を左右する作業、しっかりやっていきたいと思っています
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、現在、栽培品種を増やしております
昨年もナガノパープル、BKシードレス、ブラックビート、マスカサーティーンと新作が収穫できました
いつご来園くださっても違う品種が楽しめる
もちろん美味しい品
そんなワクワクするぶどう園になれたらなと
まだまだ課題はたくさんありますが、また収穫時期にあなたとお会いできるのを楽しみにしております

〇2025/2/16
剪定完了
栽培面積1町3反(135a)
全て路地栽培
全て種無し
剪定だけは誰にもやらせたくない
それくらい剪定作業は大切な仕事です
少しだけ剪定のウデが上がったと感じた今年
理論は大切だけどその上で最終的には経験と感覚なのかなと改めて思いました
人間の都合ではなくて、樹の状態に合わせて枝を切る
当然の事ができようになってきたような気がしたます
新たしい樹形を導入しました
その名も「ロケット樹形」
名前がかっこいいから導入したわけではありません
邪道という方もいるようですが、理にかなっていると感じました
一文字樹形→ロケット樹形→X型樹形
その樹の状態に合わせて樹形を変化させていくという柔軟な考え方も必要なのかなと思います

〇2025/3/10
先日、肥料メーカーさんからサンプルをいただきました
土作りの為の肥料です
「良い肥料」といっても畑や作柄によって様々です
今自分の畑の土がどんな状態なのか、どのような土にしたいのか
その為にどんな肥料が有効なのか
三大栄養素、塩基バランス、炭素率、EC値、、、
様々な要素を考慮して目指すべく土に近づけていきます
方向性を決め、欲しい成分が入っている肥料をメーカーさんに相談する
肥料メーカーさんにはいつも助けられています
お借りして恵みをわけいただいて生かされているので汚してはいけない
それが大地に対する農家の礼儀だと思っています
豊かな土になりますように

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